「PRS-T3S」、ソニーの新電子書籍端末
今月の24日、ソニーは電子書籍端末Readerの新モデル、「PRS-T3S」を発表した。
発売日は10月4日。価格はオープンで、市場予想価格は9,980円。約1年前に発売した前モデルより小さく、画面の解像度は約6割向上した。3分間の充電で約600ページ分が読めるという。
PRS-T3Sは、6型電子ペーパーを搭載した電子書籍端末。サイズはW107×D8.8×H160mm、重量は本体のみで約160g。カラーバリエーションはブラック、レッド、ホワイトの3色。ストレージは約2GB、インタフェースはmicroSDメモリカードスロット、microUSB端子。通信方式はIEEE802.11b/g/n。対応OSはWindows Vista / 7 / 8、Mac OS 10.5.8 / 10.7.3 / 10.8.3。
電子書籍ストアの「Reader Store」も刷新され、ユーザー同士のコミュニケーション機能が強化された。具体的には、本のレビューを「マイページ」上に表示し、FacebookやTwitterで共有可能できるほか、他の読者がレビューを介して本を購入した場合、その税込販売価格の5%のソニーポイントが、レビュー投稿者に提供される。
また、レビュー投稿者は、レビュー評価の多寡や他のユーザーの購入頻度などにより、Reader Storeの注目のレビュワーとして紹介される。お気に入りのユーザーをフォローし、自分のタイムライン上に表示することも可能だ。
このほか、これまでリーダーか米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載端末でしか利用できなかった電子書籍配信サイトも刷新し、10月中旬から米アップルのiPhone、iPadでも利用できるようにする。
ただ、米アマゾンの「キンドル」は利用できない状態を続ける。
つまり、今までのReaderをご利用いただける端末は制限がある。SonyのReaderとAndroid端末、iPhone/iPad/iPodのほか、Kindle端末またKoboでSony電子書籍を直接に読めないという状態が今まで改善されない。
これは、Sony電子書籍はAdobe DRMで保護されているから。Adobe DRM解除をご利用して、Sony電子書籍を様々な電子書籍用の端末で読むことが可能!
Sony書籍のDRMを解除して、様々な端末でソニー電子書籍をご存分に楽しみましょう。
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