新版Calibreで電子書籍の形式を変換
Calibreはマルチプラットフォームに対応する電子書籍の管理ツールです。ライブラリの管理、ファイルの閲覧・編集、フォーマットの変換、及び電子書籍リーダーデバイスとファイルを同期するといった機能を持つ究極のソフトウェアです。
最新版「Calibre 1.0」の公開
Calibreの開発チームは8月23日、最新版となる「Calibre 1.0」を公開しました。昨年9月に公開されたv0.9に続くメジャーリリースします。主な大きな変更点は以下のとおり:
1.“Cover Grid”
“Cover Grid”はライブラリに収められた書籍の表紙をサムネイル表示する機能です。
2.“Virtual Libraries”
“Virtual Libraries”はあらかじめ指定した検索条件に合致した書籍のみを掲載する仮想ライブラリ機能です。
3.「Microsoft Word」の変換
「Microsoft Word」の変換って、「Word 2007」以降の.docxファイルをEPUBおよびAZW3に変換するという機能です。DOCX形式の文書ファイルに対応しており、リスト、テーブル、画像、テキストの書式設定、脚注などにもしっかり対応しています。
4.もっと多い機能
メタデータのダウンロードソース追加、より使いやすくなった目次編集機能、フォントの埋め込みに関するフルサポート、PDFファイル出力機能の刷新などもポイントだ。さらに、より高速化されたデータベースバックエンドも特徴となっている。
Calibreでフォーマットの変換する方法
購入の電子書籍の形式を変換したい場合では、人気のある電子書籍管理ツールとしてのCalibreをご利用していただいてはおいかがでしょうか。
対応OS:Windows、Mac OS X、Linux
対応入力形式:CBZ、CBR、CBC、CHM、EPUB、FB2、HTML、LIT、LRF、 MOBI, ODT、PDF、 PRC, PDB、PML、RB、RTF、SNB、TCR、TXT、DOCX
対応出力形式:EPUB、AZW3、PDF、FB2、OEB、LIT、LRF、MOBI、PDB、PML、RB、SNB、TCR、TXT
ステップ1:Calibreのインストール。
ステップ2:本を追加して形式を変換。
ステップ3:変換開始。
“OK”ボタンをクリックすると、フォーマットの変換プロセスが開始します。右下のところに“ジョブ数:0”というステータスが現われると、変換することが終わります。
それから、著者、フォーマット、タグなどの情報を含めるカバーが出ってきて、“クリックして開く”というリンクをタップしてください。
ノート:
もし以下のような画面が出っていただければ、変換する本がDRMで保護されていると言えます。
こんな場合、Calibreで電子書籍の形式を変換する前に、DRM解除ができるソフトをご利用して、電子書籍に付きの著作権制限を削除する必要があります。