電子書籍を購入できるサイトのまとめ
電子書籍は紙の本と違い、価格の安さ、内蔵量の大きさや持ち歩く便利さなどの長点で注目されています。紙の本ではなく、電子書籍で本を読んでいる人は増えつつある。しかしながら、日本国内には様々な電子書籍ストアが乱立状態となっており、一人勝ちしている電子書店はまだ存在しないとおもいます。
ここまでを読むと、あなたがきっと疑問したいことがあるのでしょう。そんな多くの電子書籍のストア、どのサイトを使えばいいのか?
今日の文章に、日本国内の電子書籍のサイトを比較して、各自の営業者、扱う書籍の傾向や対応端末などの点にて分かりやすくご紹介いたします。
ここに電子書籍の販売サイトを大きく2つに分けます。
一つは電子書籍も対応端末も販売するストアです。アマゾンKindleストア、AppleのiBook store、楽天Koboイーブックストア、ソニーReader Store。
もう一つは電子書籍のみ販売する書店です。紀伊國屋書店、BOOKWALKERやMAGASTOREなど。
この記事で紹介する電子書店がほとんどDRM制限付きます。教科書の電子版に興味があれば、DRMフリーの電子書店という記事を読んでみましょう。
電子書籍のサイト |
書籍と端末を一同販売 |
電子書籍のみ販売 |
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アマゾンKindleストア
アマゾンKindleストアは日本Amazonが運営する電子書籍ストアです。Kindle Fire HD、Kindle Paperwhiteのほか、Kindle本もいろいろ揃っています。たくさん無料本の提供が大きな特徴です。それに、日替わりセール、月替わりセール並び先月に公開したばかりのオーナーライブラリのサービスも人気がある良い点です。
運営 |
日本Amazon |
大きな良い点 |
価格の安さと無料本 |
対応端末・OS |
iPad、iPhone、iPod及びAndroidタブレットとスマートフォン |
AppleのiBook store
iBook storeはApple株式会社が運営するストアです。iPad、iPhone、iPod及びMacだけでなく、これらのIOS端末で読めるデジタル書籍も販売しています。電子本を購入する前に、持っているIOS端末でiTunesのインストールすることが必要です。それから、iTunes にてiBooksを使えば、iBookstoreから直接本を購入して、いつでもどこでも読書を楽しめます。
運営 |
Apple |
大きな良い点 |
IOS端末のみ対応 |
対応端末・OS |
iPad、iPad mini、iPhone、iPod touch、Mac |
kobo イーブックストア
Kobo書店は楽天運営するストアです。Kobo aura HDやKobo gloなどの電子書籍リーダーのほか、いろいろなKobo本も用意している。洋書はたくさんがあり。
運営 |
楽天 |
大きな良い点 |
英語の洋書が多い |
対応端末・OS |
Kobo電子書籍リーダー、iPhone/iPad/iPod touch、Android |
Reader Store
ソニー書店はSonyが運営する電子書籍ストアです。当然のことながらSony電子書籍リーダー(PRS-T2、PRS-G1)に対応しており、一度購入すればすべての端末で楽しめます。「文学」「語学」「参考書」「児童書」などのジャンルの中に、さらに小ジャンルや雑誌名でカテゴライズされており、効率的に絞り込んでいくことができます。
運営 |
Sony |
大きな良い点 |
効率的に絞り込む |
対応端末・OS |
Sonyリーダー、Androidスマホ・ウォークマン、Androidタブレット、PlayStation・Vita |
まとめ:
上記のように、これらのサイトに相応の端末と相応のデジタル書籍を販売しますが、一つの端末で一つの電子書籍ストアの本のみ読めるとはほぼ存在していません。つまり、一つの端末で多くの電子書籍のサイトに対応します。相応のアプリが必要です。でも、あるデバイスで様々な書店の本を読みたいなら、様々なアプリをインストールすることがめんどくさいと思うのではないでしょうか。
下記のEpubor Ultimateをご利用いただければ、一つ端末だけで様々な本を読むが可能だ。
紀伊國屋書店 BookWeb Plus
大手書店・紀伊國屋書店が運営する電子書籍ストアです。購入した書籍はPCをはじめ、IOSやAndroid(専用アプリあり)、さらには「Sony Reader」「パナソニックUT-PB1」も売り、ソニー電子ブックに対応します。
運営 |
紀伊國屋書店 |
大きな良い点 |
「Sony Reader」「パナソニックUT-PB1」も売る |
対応端末・OS |
Windows/Mac、IOS/Android、ソニーReader、パナソニックUT-PB1 |
BOOK WALKER
角川グループ直営の電子書籍ストア。読むためにはスマートフォンまたタブレット端末が必要となる。一度購入すれば他の端末でも無料で再ダウンロードできる。最大の特徴は品揃えのユニークさ。「ライトノベル」や「コミック」だけで5,000冊近くあり、ジャンルの分類も「ゲーム/攻略本」や「ケータイ小説」など他のストアとは一味も二味も違う。「ガガガ文庫」や「富士見ファンタジア文庫」「電撃文庫」「角川文庫」といったレーベル別に探せるのも大きな特徴だ。
運営 |
角川グループ |
大きな良い点 |
品揃えのユニークさ |
対応端末・OS |
「IOS」「Android」 |
Yahoo!ブックストア
最新情報:
Yahoo!ブックストアは2019年3月28日にサービス終了、ebookjapan(イーブックジャパン)」に生まれ変わりました。Yahoo!JAPAN IDでログインするだけですぐにお使いいただけます。
BOOK LIVE
豊富な品揃えを誇られるストア。特に楽譜の多さには注意が必要だ。対応端末は「Windows PC」「IOS」「Android」「Windows Phone」と幅広い。いずれも専用アプリが必要となるが、「Windows Phone」への対応するのは珍しい。
運営 |
BOOKLIVE |
大きな良い点 |
楽譜が多い、「Windows Phone」への対応 |
対応端末・OS |
「Windows PC」「IOS」「Android」「Windows Phone」、電子書籍専用端末Lideo |
honto
大日本印刷、NTTドコモ、丸善CHIが共同出資して運営する電子書籍ストア。最大の特徴はhontoポイント制度。買い物100円につき1ポイント貯まり、電子書籍ストアはもちろん、丸善・ジュンク堂・文教堂などの提携書店で使うことができる。小説からコミック、雑誌と幅広く取り揃えられており、特にボーイズラブとラブロマンス(ティーンズラブ等、アダルト含む)が合計2万冊近くと全体の3分の1を占める。
対応端末は「Windows PC」「IOS」「Android」となり、いずれも専用のビューワアプリをダウンロードする必要がある。
運営 |
トゥ・ディファクト(大日本印刷、NTTドコモ、丸善CHIが共同出資) |
大きな良い点 |
hontoポイント制度、ボーイズラブ |
対応端末・OS |
「Windows PC」「IOS」「Android」 |
ebookjapan
最新情報:
電子書籍サイト「eBookJapan」は2019年6月27日にYahoo!JAPANサービスとして生まれ変わりました。
対応端末の幅広さと、6万冊を超える品揃えの豊富さが売りの老舗電子書籍ストア。漫画を中心にする電子書籍ストアだ。「Windows phone」を含む各種端末にもひと通り対応しているが、専用リーダーがそれぞれ必要となる。
運営 |
ヤフー株式会社 |
大きな良い点 |
漫画を中心 |
対応端末・OS |
「Windows 10/8.1/7」「IOS」「Android」 |
MAGASTORE
雑誌専門の電子書籍ストア。IOSとAndroidには専用アプリが用意されているが、でCはFlashプレーヤーを使い、オンラインに接続して読む必要がある。そのためビューワは必要ないが、回線速度によっては読み込みに時間がかかることも。ID登録すれば複数の端末で購入した雑誌を共有することができる。
運営 |
電通/YAPPA |
大きな良い点 |
PCでビューワが必要ない、Flashプレーヤーを使い |
対応端末・OS |
「PC」「IOS」「Android」 |
補足:
上記のサイト以外、Fujisan、電子書店パピレス及びOCNebooksなどのサイトもご参考していただければ幸いです。
それでは、読書をお楽しみください!
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