ホーム > リソース > 電子書籍を快適に読むための端末

電子書籍を快適に読むための端末(2022年更新)

電子書籍を読むための端末は、大きく3つのタイプに分かれます。

① 「電子書籍リーダー」と呼ばれる専用の端末(以下、eInk専用端末)。

② E-Inkタブレット

③ 汎用液晶タブレット

***補足:2020年からEInkタブレットという端末も発売開始していました。例えば、Kindle Scribe

本文では専用端末と汎用タブレットを比較して紹介します。

1. 電子書籍を読める専用端末

電子書籍専用端末は、まさに電子書籍を読むために開発された端末です。電子ペーパーとか、E-inkと呼ばれる。モノクロの表示素子を搭載しています。

eink端末

E-Inkは液晶ディスプレーのようにバックライトを発光しているのではなく、紙と同様のに反射光によって表示を行なう。明るい屋外でも読みやすいのが特徴です。また、バッテリー駆動時間も長く、1回の充電で1週間以上稼働できるものが主流です。画面を書き換えなければバッテリーをほとんど消費せず、毎日使っていても半月近く充電不要としているものが多い。なにより、長時間見ていても紙と同様に目が疲れにくいというメリットがある。それに、専用端末は比較的低価格で軽量なので、導入しやすいし持ち歩きやすいというメリットもある。だから、小説やビジネス本などの文字が多くを占める書籍を読むのには、電子書籍リーダーという専用機器をお勧めです。

2022年eInk電子書籍リーダーのお勧め。

 
ブランド 端末名 発売日 価格 ディスプレー 解像度 容量 防水機能 PDF閲覧 SD差し替え 対応ストア
Amazon Kindle (第11世代)   

2022年

10,980円~(キッズモデルもあり) 6インチ 300ppi 16GB - - Kindleストア
Kindle Paperwhite(第11世代) 2021年 14,980円~(キッズモデルもあり) 6.8インチ 300ppi 8GB / 16GB - Kindleストア
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション 2021年 19,980円 6.8インチ 300ppi 32GB - Kindleストア
Kindle Oasis (第10世代) 2019年 29,980円(wifi またはwifi + 無料4Gのモデルも提供) 7インチ 300ppi 8GB / 32GB - Kindleストア
楽天 Kobo Sage 2021年 30,800円 8インチ 300ppi 32GB - Koboストア
Kobo Libra 2 2021年 23,980円 7インチ 300ppi 32GB - Koboストア
Kobo Clara 2E 2022年 19,900円 6インチ 300ppi 16GB - Koboストア
Kobo Nia 2020年 10,978円 6インチ 212ppi 8GB - - Koboストア
Boyue Meebook P6 2022年 17,698円 6インチ 300ppi 16GB - ○(最大256GBまで拡張可能) Google Play、Kindle、Kobo、Kinoppy、honto

2022年11月までサービス終了の端末がここにリストされません。例えば、「BookLive!Reader Lideo」、「Sony PRS T3S」。

電子書籍リーダーを使う3つのメリット

Eink白黒電子ペーパーなので目に優しい(2021年にカラー表示できる電子書籍リーダーも発売されました。「Boox Nova 3 Color」)

数週間に一度の充電だけでいい

持ち運び易くて超便利

2. 汎用タブレットについて

タブレットは、動画や音楽、ゲームなども多彩な機能があり、多目的に楽しめる端末です。

電子書籍タブレット

カラー液晶で、解像度もはるかに専用端末よりも上がります。そこで、フルカラー化したコミックや、写真集なども楽しめます。汎用機は電子書籍リーダーソフトやアプリをインストールすることで電子書籍を利用できるようになります。

2022年電子書籍タブレットお勧め。E-Inkタブレットが本文に対象外。

ブランド 端末名 発売日 価格 ディスプレー 容量 SD差し替え 防水 GPSの搭載 OS
Amazon New Fire 7 2022年 6,980円~(キッズモデルもあり) 7インチ 16GB 最大1TBまで拡張可能 - - Fire OS
New Fire HD 8 2022年 11,980円~(キッズモデルもあり) 8インチ 32/64GB 最大1TBまで拡張可能 - - Fire OS
NEW Fire HD 8 Plus 2022年 11,980円~ 8インチ 32/64GB 最大1TBまで拡張可能 - - Fire OS
Fire HD 10 2021年 15,980円~(キッズモデルもあり) 10.1インチ 32/64GB 最大1TBまで拡張可能 - - Fire OS
NEW Fire HD 10 Plus 2021年 18,980円~ 10.1インチ 32/64GB 最大1TBまで拡張可能 - - Fire OS
楽天 ***楽天Koboタブレット製品 Kobo Arc 7 / Kobo Arc 7HD での楽天Kobo電子書籍サービス、サポート終了(2018年10月時点)
Apple iPad Mini 2021年 78,800円~ 8.3インチ 64/256GB - - iPadOS
iPad(第10世代) 2022年 68,800円~ 10.9インチ 64/256GB - - iPadOS
iPad Air 2022年 92,800円~ 10.9インチ 64/256GB - - iPadOS
iPad Pro 2022年 124,800円~ 12.9/11インチ 128/256/512GB
/1TB/2TB
- - iPadOS
NEC T1295/DAS 2022年 120,780 円~ 12.6インチ 256GB - - - Android(TM) 11
T1175/BAS 2021年 44,880 円~ 11インチ 128GB - Android™ 10
T0875/CAS 2021年 39,380 円~ 8インチ 128GB - - Android(TM) 11
Lenovo Tab M7 (3rd Gen) 2021年 13,420 円~ 7インチ 32GB - - - Android™ Go 11
Tab B10 HD (2nd Gen) 2022年 19,580 円~ 10.1インチ 64GB - - - Android™ 10

電子書籍タブレットのメリット

様々な電子書籍アプリをインストールできる

電子書籍を読むだけでなく、LINEやYouTubeなどのアプリも、スムーズに使いやすい

カラー表示で読むことが可能

電子書籍リーダーとタブレットの大きな違い 4つ

① 機能性

専用端末は読書に特化した専用端末ですが、タブレットはほぼスマホ同様のOSを採用しており、メールやインターネット、アプリの使用が可能です。

② 価格

③ 画面表示色(採用のスクリーン)

④ バッテリーの持ち具合

だから、どれを選べたいいってどう利用したいかによって選び方は変わってきます。ただ本を読みたいなら、専用機器をおすすめです。動画、音楽、ゲームなどの多目的を利用したいなら、タブレットをおすすめです。それぞれの特性を理解して、自分にはどちらのほうが適しているのかを考えて選びましょう。