紀伊國屋書店の電子書籍Kinoppyのファイル形式
紀伊國屋書店ウェブストア/Kinoppyで販売している電子書籍を読むには、専用アプリKinoppyのインストールが必要です(Readerを除く)。どのデバイスから購入した電子書籍も、クラウド本棚からダウンロードすれば、通信環境がない場所でもオフラインでの読むことができます。しかし、ダウンロード完了のkinoppyのファイル形式は何ですか。これらのkinoppyファイルをほかの端末でも読めますか。
kinoppy ローカルコンテンツ(.kbe)
Kinoppyウェブ書店から購入した書籍がオンラインでの閲覧することが無理ですが、Kinoppyアプリ(PC版、Mac版、Android版とIOS版)経由で書籍をダウンロードしてから閲覧することができます。
Kinoppyアプリ経由でダウンロードしたKinoppyファイルが.kbeという拡張子がかかっています。KBEファイルがKinoppy独自形式で、DRMが適用されます。
Kinoppy DRM保護のせいで、ダウンロードしたKinoppy書籍をエクスポートしたり、KBEファイルを直接他の形式に変換したり、他のアプリで開いたりすることは通常できません。
Kinoppyアプリで他の書店で購入したEPUB書籍(DRMフリーのものに限られる)とPDFファイル(ただしリフロー機能なし)も読み込めます。
Kinoppy書籍の形式を確認する方法
Kinokuniya電子書籍のフォーマットを確認する最も簡単な方法は、該当のKinoppy書籍の説明ページ(購入しようとする時の画面)にアクセスすることです。そこから、その本の発売時間とか、発行形態とか、ファイル形式とか、書籍ファイルサイズとか、本に関する情報及び対応のアプリなどのことを確認することができます。
Kinoppyの取り扱い電子書籍フォーマット
Kinoppy(キノッピー)で扱っている主な電子書籍フォーマットは以下の通りです:
リフロー型(文字サイズや表示レイアウトを調整可能) | EPUB |
---|---|
XMDF | |
.book | |
固定レイアウト型(画像や複雑なレイアウトを保持する電子書籍向け) | EPUB |
① EPUBリフロー形式
一般的な電子書籍フォーマットで、リフロー型です。ビューアの大きさや設定に応じて、1ページに表示される文字数や大きさが変化します。
一般的に、kinoppy書店から購入した小説や実用書などの本でepubリフロー形式用いられます。
② EPUB画像形式
紀伊国屋の電子書店からもkinoppyウェブ書店からも購入した雑誌、文芸書やマンガなどの図版が多い書籍がほとんどEPUB画像形式です。
それらの書籍はページ全体を画像処理しており、レイアウトの変更や文字の大きさが変えられません。
- 注意:これらのEPUBがkinoppyのdrm制限がかかっていますので、購入した書籍はKinoppyアプリ内でのみ閲覧可能です。Kinoppyのepub書籍(KBE)をエクスポートして、通常(汎用)形式のepubとpdfに変換してから他のリーダー(Kindleなど)でも読みたい場合、Epubor Kinoppy Mateを利用してください。
③ XMDFと.bookファイル
通常の場合、多数のkinoppy書籍がEPUB3(リフロー型も画像型も)に対応しますが、一部分のリフロー型の書籍がXMDFと.book形式も採用しております。
ある商品の詳細ページでXMDF(あるいは.book)というファイルを表示されます。一般的に、XMDFと.bookの形式の書籍のファイルサイズは数十KBから数百KBです。
私の個人的な見解として、2016年以前出版された実用書がXMDFまた.book形式を採用する可能性が高いと感じます。スマートフォンの普及とともに、EPUBやPDFなどの汎用フォーマットに置き換えられ、XMDFと.bookはほぼ廃止状態(主流ではない)とも言い換えます。