Kindle Cloud ReaderでKindle本の読む

日本Amazonが19日（2014年9月）、電子書籍のブラウザ専用アプリケーション「Kindle Cloud Reader」の提供を開始しました。これを利用することで、PCとMacパソコンでAmazonのKindleストアから購入した電子書籍を読むことが可能になりました。

これまでKindleシリーズの端末とAndroid/iOSタブレット／スマートフォンのKindleアプリで日本Amazonストアの販売したKindle本を読むことができました。米Amazonではパソコンでも読むことができましたが、なぜか日本は無理でした。でも今はKindle Cloud Readerの公開により、パソコンのブラウザがあればWindows PCやMacでも読めるようになりました。

Kindle Cloud Readerの利用方法

Kindle Cloud Readerはパソコンのブラウザ上で電子書籍を読むスタイル。ブラウザさえあればいつもでWindowsやMac上での読書ができます。

現時点の対応ブラウザは以下：

Google Chrome 20以降
Mozilla Firefox 10以降
Internet Explorer 10以降
Safari 5以降（Mac OS X/iOS 5以降）

サポートする書籍は国内コミック、雑誌と洋書。

お先にKindleストアで読みたい書籍を購入してください。それから、自分のAmazonアカウントでKindle Cloud Readerにアクセスします。

Kindle Cloud Readerの登録

すると、ブラウザ上にアプリと同じように購入した書籍の一覧がサムネイルで表示。ダブルクリックもしくは右クリックから“本を開く”をクリックすると、電子書籍が表示されて、オンラインでKindle本が読めます。もちろん、Windowsタブレットでも表示可能。

Kindle Cloud Reade一覧

右クリックして“本をダウンロードして保存する”をクリックすることで、オフラインでも読めるようになります。

Kindle本オフライン読む

オフラインの起動に関しては最初の起動画面で選択できます。

オフラインの設定

後はポチポチしながら読む流れ。どのページまで読み進んだかといった情報は他の端末の間とも同期されます。

Kindle Cloud ReaderでKindle本をPCで読む

ChromeのKindle Cloud Readerでダウンロードされた本の保存先

KCRでダウンロードされたオフラインのKindle本がどこで保存されていますか？

C:\Users\Username\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\databases\https_read.amazon.co.jp_0

(パソコン上でのChromeブラウザ)

kcrファイルの保存先

Kindle Cloud Readerの主な機能

以上に書かれたように、Kindle Cloud Readerの利用はとても簡単です。ここで主な機能をまとめて説明します。

83,000 冊以上の Kindle コミックおよび雑誌を、購入後すぐに読むことが可能。
コミック期間限定無料タイトルも、すぐに試し読み可能。
コミック・雑誌は見開きで表示。
270 万冊以上の洋書にも対応。
PC/Mac 上にコンテンツをダウンロードすることで、インターネット接続の有無に関わらず読書が可能。
持っているKindle 書籍ライブラリ全体をブラウザ上に表示させることが可能。
Kindle Cloud Reader アプリのソフトウエアは自動的にアップデートされ、常に最新バージョンを利用可能。
Kindle 端末と Kindle 読書アプリを利用している各種端末間で、読書の進捗状況が同期され、どの端末からでも前回読み進めたページから読書を再開することが可能。