国立国会図書館の古書がKindle版で販売
日本アマゾンは10月29日より、国立国会図書館(NDL)が所蔵し近代デジタルライブラリーで公開されているパブリックドメインの古書をKindleストアにて新設された「Kindleアーカイブ」で販売開始と発表しました。
Kindleストアにアクセスして、左側の「Kindleアーカイブ」タブをクリックすると、公開されたタイトルが見られます。
出てくる画面から、安藤広重『東海道五十三次』、葛飾北斎『冨嶽百景』などの世界的な浮世絵や、曲亭馬琴『南総里見八犬伝』、芥川龍之介『羅生門』、福沢諭吉『学問ノススメ』など、著作権保護期間を満了した名著を選択してください。
画像のように、開始時点での価格は1タイトル100円。紙の蔵書よりかなり安いです。
現在431点を配信しますが、2014年内には1000冊以上の本を「Kindleアーカイブ」として販売する予定があります。
Kindle本の内容は、無料サンプルをダウンロードしてご確認いただけます。
一部分の本例えば『源氏物語』や『枕草子』など、予約受付も可能です。
さらに「Kindleアーカイブ」の電子書籍はKindle等の電子書籍リーダーやFireタブレットシリーズのほか、Kindle Cloud Reader、iPad、iPhone、iPod Touch、Android携帯・端末などのKindleアプリケーションでも読めます。だから、Kindle端末がないから、見られない!という心配が必要ではありません。
NDL所蔵古書ならではの貴重かつ入手困難、文化的な価値の高い歴史的書物を、Kindle本ならではの機能や読みやすさで楽しめるようになっているようです!
でも、個人の見解から見れば、不足が一つです。
多数の国立国会図書館の蔵書はファイルサイズが大きいため、ダウンロード時に時間がかかる場合があります。特に複数の端末で同じ書籍を読みたい場合で、複数のダウンロードが必要不可欠です。一回のダウンロードだけで同じ書籍を複数の端末で転送して読めることができる方法があれば助かります。ここでこのツール「究極電子書籍変換」をおススメします。
Kindle本DRMを解除してEPUB/PDF形式に変換することができますので、Kindle本が複数の端末で読めるようになります。
Kindleを持っている方も持っていない方もぜひ試してみてください!